交通事故が起こったら

もしも交通事故が起こったら… どのように対応するのか、どのように連絡し交渉していくのか。 示談の注意点や保険会社とのやりとりなど。 まずはやるべきことから始めていきましょう。

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自動車の全損事故

最近景気が上向きとも言われておりますが、皆さんの周りではいかがでしょうか。
私はまだまだ景気がよくなったとは実感できません。

軽自動車を中心に自動車の販売数も伸びてきているかのようにも感じますがもう少し時間がかかるようにも思えます。
新車を買う人、中古車を買う人などが増えてきて始めて景気上向きと言えるのかな。

さて今回は普通に自動車を購入するならいいとして、事故によって全損にさせられてしまった場合どういった考え方があるのかについて書いてみようと思います。

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まだまだ今まで乗っていた自動車を大切に使う人も多いです。
当然長く乗ればそれだけ経済的な価値は下がってきますよね。
古い車は値段も安くなるのは普通のことです。

そこで事故が起きたとします。

約10年ほど乗った車がとある場所で追突された。
直せば50万ほどかかりますがそれほどの価値は既にないと判断される、つまりは全損と認定されると言うことです。
その金額は例えば20万円だったとします。
直せば50万かかるけど保険会社は20万しか払えませんと。差額の30万はじゃあ誰が払うのか?
事故を起こした加害者が払うのか?法的に賠償義務は無いとかいろいろもめますよね。
今は「相手自動車全損超過修理費特約」(呼び名は各社まちまちですが)があるので付保されていれば時価を超えた修理費を50万円限度に保険で支払うことができるようになっています。20年前にこれがあったら交渉も楽だったろうに。

ところが、この特約も全ての自動車保険に付けられているわけではありません。
付保していない契約もたくさんあります。

そうすると、単純に全損です、時価額は○○万円ですでおしまいになってしまいます。


本当にこれで納得できるのでしょうか?

いつも保険会社とのやり取りの中で「その金額で本当に同等の自動車を取得できるのか?」と言う事を問いただします。大概は「決まりですから」「新車価格の10%が限度ですから」と一見根拠があるようなないようなあいまいな論法で丸めこもうとしてきます。
しかしながらそれだけで事故車と同等の相応しい自動車は購入できるはずもありません。
逆に「車で持ってきてよ」などと言えば「金銭賠償以外はできません」となります。
これでは取り付くしまもありません。

こういった場合はいくつかの考え方があります。
それもこちらの立場と相手保険会社の担当者の裁量によっても見解がまちまちなのでどれが正解と言うのはありませんが、ちょっと例示してみましょう。

*事故車の付加価値的なものがあるのかどうか
車検残、新規オプション、使用不能になった後付けの機器、タイヤやホイールなどの価値判断を仰ぐことです。
過去にタクシー車両の査定で不満があった時に車検残と使用不能の機器代金を償却分を引いて認定させたことがありました。

*同等車両の購入費を再査定させる
実際に判例でも「中古車の流通相場」を基本にする考え方もあります。
そもそも「新車価格の10%」と言う考え方は矛盾しており、それなら保険で言う自家用車の償却数値で6年経過した車より古いものはすべてが新車価格の10%と言う考え方になってしまいます。年式が1年違っても車の価格は違うと思いますし中古車センターに行っても古くても高い車もあれば安い車もある。走行キロ数や車体の程度でも価格は違ってきます。それを「新車価格の10%」でひとくくりにするのはちょっとおかしいですよね。こういうことに気が付かずマニュアル通りに言ってくる担当者もいますので困ったものです。
保険会社が持っている「レッドブック」と言われる資料もありますが、あまり古い車は掲載されていません。
事故車それぞれを確認し、その程度によって査定価格も色づけされるべきだと考えます。
昭和49年ころの判例で全損の車両についての考え方が示されていました。


車検残については考慮する場合とそれに当たらないとする意見があります。
実際車を買えばかならず支出しなければならない費用ですので車体以外は認めないと言う担当者もいるでしょう。
しかしながら、不慮の事故で車を買い替えなければならなくなった時、本来なら支出しなくてよかった費用がまたあらためて出さなければならないのは誰もが納得できないことです。
先週車検が終わってあと2年乗れるなと思っていたら、昨日ぶつけられて全損だと言われる。車を買えばまた車検付けなければ乗れない、車検付きの車は保険会社が払ってくれる金額では買えないというスパイラルに。
諸費用に関しても状況に応じて認定している判例もあります。
昔と違ってそう言う判例も調べれば検索できるので面倒くさがらずに検索してみてください。


事故にあって、自分の車が全損だと言われた時をもう一度整理してみます。

*保険会社の提示額の根拠は?
*保険会社が言う「時価額」の根拠は?
*同等車両の中古車相場を認める判例がある中でどのような考えで提示してきたのか?
*同等車両(型式、年式、走行距離など)を購入するために必要な諸経費を認める判例がある中、なぜ認定できないのか?

これらを文書で問い合わせ文書で回答を求めるのがいいかなと思います。
電話ではいたちごっこで終わってしまい建設的な話し合いができません。
こちらもわからないこと、納得できないことはハッキリ聴く権利はあります。喧嘩するのはハッキリ言って損だしそんなことをする暇があるならしっかりと聞きたいことを聞いて意見するのが得策だと考えます。

もちろん相手の根拠を聞くわけですから、こちらも根拠を示さなければなりません。

*同等の中古車を購入した時にかかる金額の明細(車体代金、諸費用など)
*相応の代車料金など

中古車センターなどで見積を作ってもらったりしながら足を運んで行かないと相手もしっかりとした回答はしてきません。

どうしてもできない方は弁護士や行政書士などに頼むとかするのがいいかもしれませんね。
弁護士費用特約の対象になりますので。
え?付けていないのですか。。。
ではご自分でやるしかありませんね・・・

相手はプロですが、保険会社の一部はプロで一部はマニュアルでしか動けない人です。
どうせ請求するなら相手の「プロ」に出てもらって、認定できるものとできないものをしっかりと説明してもらうのが筋道だと私は思いますがいかがでしょうか。


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