交通事故が起こったら

もしも交通事故が起こったら… どのように対応するのか、どのように連絡し交渉していくのか。 示談の注意点や保険会社とのやりとりなど。 まずはやるべきことから始めていきましょう。

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交通事故での全損について

交通事故、主に物損事故に関して、「全損」という言葉を耳にしたことがある方も多いですよね。

その全損となってしまった車(他のものもあるがここでは車の話とします)についてどう考えるのか。

今回はそのあたりを書いていきたいと思います。

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車の時価額を考える時によく年式から判断しての償却後の残存額を言います。
でもこれはある程度新しい車なら当てはまる部分もあるものの、必ずしもそうではありません。

自家用車ならおよそ6年で償却され、その残存価値は新車価格の10%と言われるのが多いです。
しかしなぜ10%と断言できるのか?
その根拠を説明してくれる保険会社の担当者はまずいません。
査定用のマニュアルにそう書かれているからそう言っているんだと思います。

今は平成25年ですが、では6年以上経過した車の残存価値は皆同じなのでしょうか?

平成18年式でも14年式でもモデルやグレードが同じなら時価額は同じなのでしょうか?
またその価格で原状回復ができるのでしょうか?

上の答えは両方「No」ですよね。

損害を与えられた場合に、ぶつけられた方としては「原状回復」を求めます。
しかしながら保険会社は上のような考え方を押し付けてきます。
当然両者の要求額と回答額には大きな差異が生じます。

私見としてですが、実際に被害を受けた車が保険会社の提示額で買えるわけがありませんので、やはり同等の車両で返してほしい、そう思います。
しかしながら保険会社のスタンスは「金銭賠償」です。車を探してはくれません。
では、金銭賠償で事故にあった時点の車両と同等のものを買えるようにするのが「原状回復」だと考えます。
しかし保険会社は「車が古い」「価値が既にない」などを言い分に金額を出し渋ります。

原状回復とはもともとの車と同等の形で乗れるようにするのではないでしょうか?
また、時価額と言うのは同等の車が現在の市場で売られている価格なのではないでしょうか?
当然乗れるようにするには車両代金以外の費用が必要になります。
それらを全く考えず「支払いません」というのは果たして賠償の原則に当てはまるのでしょうか?

すべておかしいと思いますね。

現場レベルでは対応は様々です。

保険会社の言う「時価額」(本来の時価額の考えとは違う)と修理代金の差異があったとある事故では、交渉中のなかで歩み寄った事例もあります。中古部品を使うなどすることも考えて修理代金を圧縮し見積額を下げたケースです。
また、中古部品使用ができなかった(部品の在庫は10年までとするメーカーが多い)ケースもあります。
車検の残存期間を金銭に還元したケースもありますし、流通相場を反映したこともありました。

ようするに、いろいろな情報を確認し、原状回復にほど近くなるよう努力していかなければ保険会社の一方的な提示で交渉は終わってしまうのです。
決してゴネ得にはなりません。ちゃんと根拠資料を提出したりしなければ何の増額もありません。
時間がかかるかもしれませんが、そうやって一つ一つ分析しこちらから提案していかなければ何も得られないということです。

私自身が関与した事故の交渉の中で、全損のケースは結構ありました。
どれもすべてが満足いく結果になったとは言いませんが、何も言わなければ何も増えないと言うのが持論です。

保険会社の言う「原状回復」と「時価額」の矛盾をいかに攻め込んでいくか。
ここが重要なポイントだと思っています。

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