交通事故が起こったら

もしも交通事故が起こったら… どのように対応するのか、どのように連絡し交渉していくのか。 示談の注意点や保険会社とのやりとりなど。 まずはやるべきことから始めていきましょう。

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無免許運転 京都 事故 絶対にやってはいけない

先日の観光地の事故に続き、またしても悲劇が起きました。

京都府内で無免許運転の少年が、報道によると居眠り運転をして通学児童の列に後ろから突っ込んだ。
この事故によって尊い命がまたも失われてしまいました。

繰り返されるこのような事故を防ぐ手立ては無いものなのでしょうか。

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報道ベースなので客観的にしか論ずることができません。
多少食い違いがある際はどうかご容赦ください。

現場は道幅約3.7Mの道路。
府か市かちょっと忘れましたがガードレール設置には道幅4Mないとできないとのことらしいです。
またこの道は国道の裏道、抜け道になっているらしくけっこう頻繁に車両が通行しているそうです。
また通学時間帯においては一方通行路になるということ。対向車が無いわけですから通常時よりは走りやすくなりスピードも出てしまうでしょう。
通学時間に一方通行にするのは、相互通行時に道幅が狭く対向車同士がすれ違う際に車が路肩にはみ出してしまい歩行者の安全が確保しにくいという背景もあるようです。

それであるならば最初から一方通行路にしてガードレールを設置しておけばよかったのではないか?
とも思えます。少なくとも被害は最小限でとどめられたかもしれません。
東京都内や大阪の中心部などでは狭いところでもガードレールがある場所もあった気がします。
でも総じて歩行者の安全確保はちょっと後回しになりがちなのかなと感じます。

そういった場所で後方から車が突っ込んでくるのを予見することは大変難しく、危険回避する余裕すらなかったのではないでしょうか。

また車の運転手は未成年。
なお且つ無免許運転であって深夜徘徊の後に朝方居眠り運転をしてしまった(自供通りであれば)らしいです。

運転していた車両は自身または家族の所有ではなく知人に借りた物とか。
ただそれもはっきりとは分からずそのまた知人からのまた借りともうわさされています。

私は事故の担当を長くやっていたのでこういうケースが無かったわけではありません。
無免許運転はそれ自体が本来違法行為であり、無資格運転ですから当然罰則もあります。
ただし事故に関しては「無免許運転だから全てにおいて過失割合100%とはならない」ケースもあります。
今回の事故は歩行者の列に飛び込んだ非常に無神経、無秩序な事故であって過失100%で間違いありません。
しかしながらこれが交差点内での出会いがしら事故などだと、無免許運転でもぶつかった相手にも過失割合を問われるのです。

事故の判例の事はちょっと置いておいて、なぜ無免許なのにそれも深夜の長い時間運転したのか。最初のところから「免許を持っていない」のに運転すると言うのが全くの無責任。「運転したい」ならば資格がなくてもやっていいのか?いいわけがありません。

そして当該車両の所有者は誰なのか?
これはそのうち分かることでしょう。
今は別項でも書いたとおり登録ナンバーから所有者を調べることが通常はできなくなりました。
(長期間の放置車両については期間を申請し写真を添付すれば現在登録証明を発行してもらえる場合もある)
また軽自動車は普通の車検場とは組織が違う軽自動車協会?だったと思いますのでなおさら現在登録証明を発行してはもらえません。
今回のように人身事故でかなりの大きな事故であれば警察側もしっかりと調べますが、物損事故程度だとあまり協力してもらえない場合もあります。
現に怪我がない事故で、事故証明も出ているのに相手が出てこなくなって事故車両について問い合わせても、下手をすると車検証を確認しておらず事故車の所有者が分からないなんて事もありました。

それで今回の事故に関して、この軽自動車に自動車保険が付保されているのかどうか?
これも大きな問題です。

いわゆる任意保険と言うのが自動車保険、強制保険と言うのが自賠責保険です。
この二つを知っている方、良くわからない方両方いらっしゃいますよね。
また自動車保険も加入していてなお且つ年齢条件問わずになっているかどうか、また借り物と言うことですので家族限定、夫婦限定などがつけられていないかどうか、それによって自動車保険が使えるのかどうか別れてきます。

自動車保険が使えればある程度の賠償額はもらえると思います。
しかし自動車保険が無保険だったり年齢条件、運転者限定などで使えなかった時は自賠責保険だけの適用となります。
自賠責保険はざっくりですが、死亡3000万円まで、後遺障害等4000万円までとなっていますが傷害は120万円までです。
怪我をして治療中の場合、120万円を超えてしまうと加害者側に支払ってもらわなければなりません。
専門学校生の加害者はそれに耐えうる支払い能力は無いでしょうし、未成年者ですので親の監督責任と言うことで支払いを求めることは可能だとは思います。ただ一括ではどうでしょうか。生活環境がわかりませんのでどの程度まで支払いが可能かは判断しかねますが…。

私が今現在でこの件で心配なのは、借りてきた自動車だと言うことです。
どこで借りてきたのか、誰の車なのか。
任意保険の加入とともにちゃんと車検が通されていて自賠責保険も契約されているのかと言うことです。

車検が切れていて乗らない車を安易に借りてきて乗りまわしていたとしたら…恐ろしいことです。
行動は走れないけれど私有地なら運転は可能です。でもそんな広い土地持っている人はほとんどいません。

車検が切れていて自賠責保険が無いと話はややこしくなります。
仮に任意の自動車保険に加入していてそれが使えたとしても、傷害部分の120万は加害者の支払いになります。
保険会社は自賠責保険ありきで手続きをしますので、自賠責保険が無ければ動かない可能性もあります。そうすると加害者と直接交渉しなければなりません。
任意保険会社の一括払いというのはそういう側面もあります。
以前車検切れで仮ナンバーも取らず自賠責保険も加入せずに整備工場に持ち込もうとして事故を起こした方もいました。

もし交渉に行き詰まり困った時。
ご自身の自動車保険に「弁護士費用特約」があれば代理交渉してもらえる可能性が高いです。
今回の事故の当事者でなくても、自分の自動車保険の証券を確認して弁護士費用特約を付保することをお勧めします。だいたい年間1500円くらいだと思います。

また相手が無保険(実際いまだに無保険車両は多いですよ)の場合でこちらが怪我をしてしまった、相手に請求したいけれどどうしようもない場合、自分の自動車保険に「人身傷害補償」がついていて「車外補償担保」になっていれば保険金がもらえる場合もあります。これについては加入の保険会社、代理店に良く確認してくださいね。


勢いで一気に書いてしまいましたが、ちょっと分かりにくいようでしたらすみません。

無免許では乗ってはいけない
無保険では乗ってはいけない
無理して乗ってはいけない
無責任に乗ってはいけない

のが自動車だと思います。



亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。



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