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交通事故が起こったら

もしも交通事故が起こったら… どのように対応するのか、どのように連絡し交渉していくのか。 示談の注意点や保険会社とのやりとりなど。 まずはやるべきことから始めていきましょう。

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自動車保険を使うかどうか迷う事故 

いろんなケースがありますが、交通事故において自動車保険を使うかどうか迷うような事故が年間にすると結構あるような気がします。

どんな時に迷うのか?

いくつかの事例を基に考えていきましょう。

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その1
駅のロータリーで前の車に追突してしまったが…

大雨の日に主婦のYさんは駅まで車で行きました。
ご主人が傘を持って行かなかったので迎えに行ったのです。
Yさんの家は駅からはやや遠く晴れていれば問題ありませんが雨の中歩いて帰るにはちょっと厳しい場所でした。

Yさんは駅のロータリーでご主人の帰りを待っていたところほどなく電車は到着しご主人の姿が見えました。

その瞬間、「ゴン」という音が。
いったいなんだろうと前を見ると、自分の車の目の前によその車がありました。
最初何の事だか分らなかったYさんでしたが、どうやらご主人が見えた時にうっかりブレーキから足を話してしまったようです。ギアがドライブに入ったままだったのですね。

ちょうど来たご主人はその状況は分かりませんでしたが、機転を利かせてくれて自分の代わりに相手の方に謝ってくれました。
Yさんは動揺してしまいしどろもどろになってしまい、運転もご主人に任せて帰宅してようやくほっとして状況を振り返ることができました。

「きっと身を乗り出したときに足を離しちゃったのかな…」

怒られると思いましたが、ご主人は「安全確認はしっかりしないとね。」と穏やかに言ってくれたのがYさんの反省する気持を大きくさせました。
「ごめんなさい…」

次の日朝一番で保険会社に事故報告をしました。
一応駅前の交番には届を出してあったので、事故証明は保険会社で取得して下さるそうです。
ただ、本当に少しだけ動いて当っただけなので(相手の方にはそうは言えませんが)少額なら現金で支払ってもいいかなと思いました。

自動車保険も使うと3等級下がって翌年の保険料が値上がりするとも聞いていたので、いつも来ている代理店さんに事故で使ったケースとそうでないケースを試算してもらいました。
(こういう場合はおおよその試算はできるので聞いてみる方がよい)

その晩、事故から1日たったので相手の方に電話してみました。
「昨夜は申し訳ありませんでした。保険会社からも連絡が行っていると思いますが、どうぞよろしくお願いします。」
まあ保険会社に下駄を預けてしまえばいいのですが、なんとなく自分の口で一言謝っておきたかったような気がしなYさんでした。

相手の方は、「怪我もないから心配しないでください。それと、一応車やさんに診てもらったんですけどね、特に大丈夫だろうと言うことで今回は修理とかしませんからこれで終わりにしましょう。保険会社にもそう言っておいてください。」

「え?」

予想外の返事にちょっと戸惑いましたが、Yさんはホッとしました。
「本当に申し訳ありませんでした。以後よく注意して運転します…」
と言って電話を置きました。

「よかった。本当に小さなことにも注意しなければ。主人が帰ってきたら…謝ろう。」






その2
これで人身事故になるの?

軽トラックで配送の仕事をしているXさんは、結構忙しく仕事をされています。
朝から晩まで切れ目なく仕事があるのはありがたいことですね。

そんなXさんの心の隙間に付け込むやつがいるとはこの時は気づくよしもありませんでした。

ある日、Xさんはいつもどおりに配送していました。
とある路地で道路の真ん中に一台の乗用車が止まっていました。
人が乗っていなくて動く気配がありません。
少し待ちましたが誰も戻ってこないのでクラクションを鳴らしたところ、一人の男性があわてて戻ってきて手を上げてちょっと「ごめんごめん」と言いながら車に乗り込みました。

「まったく…」
とつぶやきながらアクセルを踏んだ瞬間、なんと前の車はまだ動いていなかったのです。
行くだろう…と完全に見込み運転だったXさんは気が緩んで注意散漫だったのは事実でした。
降りて行ってその男性に「すみません、大丈夫ですか?」と問いかけると、男性は「あぁ、まあ大丈夫ですかね。でも車へこんじゃったね。」と気のないいい方で返してきました。

いずれにしても止まっている車に追突では言い訳にもなりません。
配送もまだたくさん件数があったので、連絡先を交換してその場は分かれました。
「車も国産車だし、あの程度なら保険を使うほどでもないだろう。」
Xさんは自分勝手に解釈してしまい、そのあと保険会社にも報告するのを忘れてしまいました。

数日後、相手から電話がありました。
「もう車直しちゃったから、請求書送りましたから。」
「いくらかかったのですか?」
「もう届くと思いますよ。」
かみ合わない感じで何とも言えませんでしたが、電話があった翌日郵便で請求書と写真が届きました。

「5万5千円か…まあ仕方ない保険使うほどでもないから振り込んでおくか。」
指定された修理工場の振込先にその翌日支払っておきました。
「これで終わりでいいんだよな。」
Xさんはそう思っていましたが、まだ何も終わっていなかったのです。

数日後、相手からまた連絡がありました。
「あれから何日か我慢してたんだけど、首が痛いって言うかなんか張ったりするんだよね。この前医者に行ったらむちうちだって言われてんだけど治療費とかってあなたが払ってくれるんですよね?」
「え、だって大丈夫って言ってませんでしたっけ?」
「うん、そう思ったんだけどね、なんだか日が経つにつれておかしいんですよ。だから継続して通院したいんだけど、なんか文句でもあるの?」
だんだん語尾も荒くなってくる様子。
「わかりました。あとでかかった金額を教えてください。お金を送りますから。」
「そう。ではそうしますよ。」

電話を切った後、「まあそんなに長く通院することもないだろう。自賠責もあるから立替解けばいいんだろ…」
Xさんは自分の見込みが甘いことが全く分かっていなかったようです。

その後しばらくの間、相手からは何の連絡もありませんでした。
Xさんも仕事が忙しくてあまり気にかけていなかったのも事実です。
ある日、接骨院を名乗る男性から電話がありました。

「Xさんですか?私○○接骨院の△△と言いますがね、□□さんの治療費あなたが払って下さるんですよね。□□さんがそう言っていたんですけど、間違いないですか?」
「ええ、言いましたけど。でもまだ通院しているんですか?」
「そうですよ。まだご本人が違和感が消えないっておっしゃるので来ていただいていますけど、こちらとしてもいったんお支払いいただかないとね。もう3カ月どこからも連絡がないので聞いたらあなたの名前が出てきたものですから。」
「いくらかかっているのですか?」
「お電話では金額はなんなので、書面でご送付します。ご住所は…」

2日後、手紙が届いた。
接骨院の請求書、金額は39万円余だった。
それもまだ通院継続中と来ている。
通院頻度もかなりの回数だ。
さすがにちょっとまずい気がしてきたXさんのところにその晩相手から電話が来た。

「もしもしXさん?接骨院の件よろしくお願いしますね。まだね、違和感が消えないんですよ。むちうちって厄介ですよね…仕事も手につかなくって困っているんですよ。休業補償って払って下さるんですよね?このままじゃ会社も首になっちゃうかもしれないし、そうなったら責任とってくれますよね?慰謝料とかどうしてくれるんですか?」
「ちょっと待って下さい。あのとき怪我なんて一言も言っていなかったから…こんなに長く通院するなんて思っていなかったから…あ、もちろん払わないとは言いませんけど、でも…あの…その…」
「あなた、ちゃんと払ってくれるって私に言いましたよね。まさか車の修理代金だけで終わりだとか思ったんですか?」

その場をなんとか取り繕って、Xさんは電話を切った。
とんでもないことになってしまった。
あいつはなんなんだ?
まんまとはめられてしまったのか…

翌日。
朝一番で代理店に相談することにした。
電話をすると「なんですぐに事故報告して下さらなかったのですか?自分で思い悩む前に私や保険会社をうまく利用して下さった方が気持ちが軽くなるはずですよ。」
本当にそうだ。
もっと早く相談しておけばよかった。
警察に届ければ事故扱いに。
人身になれば免許証に傷がつく。
最近一時停止の違反で一回捕まってるから、免停にでもなれば仕事ができなくなる。
軽く考えすぎていた…

いろんな考えが脳内をめぐっていたXさんであった。

この事故はかなりこじれてその後1年くらい解決までかかったそうです。




最初のケースのように損害が少額である場合、相手によって直さない方もいますししっかり見積もりとって請求してくる方もいます。
自動車保険を使うにしても使わないにしても、まず保険会社に事故報告をして相手と一度コンタクトを取ってもらうことが大切です。
よく見かけるのは、自分では少額の損害だと判断し、実際は意外に損害が大きくなって後からあわてて保険会社に報告するケースです。
後者のケースはまさにそのもの。
すでに修理が終わってしまってから「いくらかかったから払ってくださいね。」と相手が行ってくるケースもあります。
損害の認定は保険会社に任せて、その金額によってどうするかの判断をした方がいいと思います。

まあ、保険会社を出すと足元を見て請求してくることもありますが(苦笑)

しばらくしてから「あそこが痛い」「ここがしっくりこない」なんてケースもよくあります。
事故後に変に入れ知恵されているケースも多分あるでしょう。
景気が悪いと事故にかこつける悪い輩も増える気がします。
でも一番いけないのは、事故の軽重を自分勝手に判断してしまうケースです。
日々たくさんありますが、「あんなのでそんな金額かかるのか!」とか「あのくらいで怪我なんてするはずない!」などとぶつけた方が言ってくる場合もあります。
事故を起こしたのは誰なのか?
文句があるなら自分で相手に言うか、不満があるなら弁護士を通して相手に通達するかすべきだと思います。

私みたいな事故係や保険会社、代理店などに文句を言う前に、起こした自らがまず反省しないとね。


たくさんある事故の中で、多くは少額の損害の事故です。
つまりはちょっとしたことでほとんどが防ぐことのできる事故なんです。

漫然運転、だろう運転をしないように気をつけて運転していきましょう。



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