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交通事故が起こったら

もしも交通事故が起こったら… どのように対応するのか、どのように連絡し交渉していくのか。 示談の注意点や保険会社とのやりとりなど。 まずはやるべきことから始めていきましょう。

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交通事故 相反した言い分

交通事故において、常に付きまとうのが相反した言い分ではないでしょうか。

いつもとは限りませんけど、人間自己弁護する時には言いたいことをはっきり言うものです。
でも事故反省の機会をしっかりと受け入れる人は少ないのではないかと思います。

二つの事例で相反する言い分について考えてみましょう。

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一つはとある会社の車庫前の事故です。

この会社は鉄鋼関係の荷物を主に運んでいる会社で、ある日に自社の車庫前に車を横付けして止まっていました。
車庫の奥にはガソリンを入れる設備があるのですが、別の車がそこでガソリンを入れていたので待機していました。
搭乗中の同僚が「終わったからどうぞ」と手招きで合図したのちその場を離れたので、待機中のドライバーは少しバックして切り返しながら車庫内へ侵入しようとしました。

その時事故は起こったのです。

自車は大型トレーラーで、道路幅も二台の4トン車がすれ違うくらいの場所。バックで大きく切りながら下がると道をふさいでしまいます。
ですのでドライバーは前後の往来が無いことを確認したのちにバックを開始、車庫を右に見ながら車体の後ろから入っていったのです。
その時20メートルくらいのところの路地から一台のライトバンが入ってきました。
彼はトレーラーが曲がりながら入っていくのを見ながらほんの少ししかない道路の隙間を目指して「あそこは通れるな」と判断し進行してきました。
しかし道路幅は通れるほどは無く、最後にトレーラーの頭がこちらに向いてきた瞬間二台はぶつかりました。

トレーラーはハザードを点灯しながら本当にゆっくり下がっていて、ライトバンの対向から来ていた乗用車も停止してトレーラーが入るのを待っていて、道路には一時的に通行できる幅は無かったとのことです。
ライトバンは自分が直進だから優先なので修理代を全額賠償してもらいたいと主張。
トレーラー側は一方的な独りよがりな運転でぶつけてきたライトバン側に過失があると譲らず事態は紛糾しました。

確かに路上をバックするというのは充分な注意を要するものです。
しかしながら現場はトレーラーなどの大型車が行き来する車庫前であり、かつ大きな看板で「24時間大型車出入庫します」との文字もあり、また工業団地内の道路でもあります。
ライトバンの方はと言うと、はじめてこの場所を通ったわけでもなく近所にある会社の車とのこと。
場所柄が分からないわけでもないはずでしたが…。

結局この事故は話し合いがまとまらなかったのですが、最後には両者が歩み寄ることで決着しました。





次の事例は、観光バスと乗用車の件です。

上記のトレーラーと同じような形で車庫前にバスが一台とまっていました。
折を見てバックして車庫に入ろうとした瞬間、近くの交差点を右折してきた乗用車がバスの後部にぶつかってきました。
乗用車の方から見ると150メートル手前からでもバスが止まっていたのが見えるほど見通しのいい場所です。
交差点は信号は無いのですが、乗用車の進行場所に一時停止標識がありました。
一時停止後右折してすぐそこにはバスが止まっているのですが、直後につけるのも不自然な話です。

乗用車のドライバーは「自分が止まっていたのにバスが急に下がってきて逆突された」と全額賠償を主張。
バス側は「歩くより遅い速度でほんの1~2メートルしか下がっていないし自社車庫前。車の大きさからいっても急発進は不可能。」とのこと。
現場を見る限りではどう考えてもバスが見えるので、右折時にわざわざバスの後ろに止まる必要は全くなく、また道路幅も十分にあって止まっているバスまたはゆっくり動くバスなら右に逃げてやり過ごすことは可能な場所でした。

右折した乗用車がなぜバスの後ろにつけたのか…。
全く謎です。


この事案は現在もまだ係争中です。
まったく言い分が相反しているため全く収拾がつきません。



別件でこのように話がばらばらになってしまったケースで弁護士が出てきたことがありました。
しかしその弁護士は航空写真だけで判断し現場の確認はしていませんでした。
結果、訴訟にもならずに求償をあきらめたケースとなりました。
保険会社が車両保険等で支払った場合、相手側に求償するケースがあります。
しかし良く状況を調べないで求償してくるケースも多く話し合いはより困難になりがちです。
弁護士もそう。
弁護士とは言え実際に現場を見ないで単なる「回収業務」として行っている者もいます。
事務的な対応だけで本当の求償、支払保険金の回収はできないと思っていただきたいものですね。


今回はこの辺で。
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