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交通事故が起こったら

もしも交通事故が起こったら… どのように対応するのか、どのように連絡し交渉していくのか。 示談の注意点や保険会社とのやりとりなど。 まずはやるべきことから始めていきましょう。

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交通事故 飲酒運転

交通事故の原因の一つとして飲酒運転が挙げられます。
道路交通法の改正があったりしても、罰則規定が厳しいものになったとしてもまだまだ起こる飲酒運転による交通事故…。

実際に私が目にした事例や過去の判例などの事をお話ししてみましょう。

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そもそもなぜ酒を飲んでから車を運転しなければならないのか。
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」
そんな言葉がありましたよね。逆かもしれませんが(笑)

だいぶ前になりますが、私の知人からある日電話がありました。
「Kくん知ってるか?Mさん(仮名)が警察に拘留されたみたいだよ。なんでも飲酒運転で事故を起こしたらしい。独身だし身内が近所にいないからだれも身元引受人になってないらしい。」
Mさんとは私も知っている法人タクシーのドライバー。
プロのはずの彼がなぜそんなことになったのか理解できませんでした。

なんだかんだでなかなか警察署から出ることができず数日間、Mさんはようやく出所してきました。
「相談したいことがあるので来てくれないか?」
と言われたのでさっそくうかがって見ると憔悴し切った様子。

「いったい何がどうなってしまったのですか?」
と聞くと、
「その日は非番でゆっくり寝ていたんだけど明け方目が覚めてしまって一杯やったんだよね。それで少し寝たけどお昼過ぎに食べるものがないから買い物に行こうと思ったんだ。それでもう覚めただろうと思って自家用車でスーパーにいこうとして車に乗ったんだけど、少し走ったらめまいみたいな感じがしてクラクラして気が付いたら止まってる車にぶつけてしまって…。怖くなって逃げたらまた今度はあそこの角の家のブロック塀に突っ込んでしまって。何だかわからないうちに警察につれて行かれちゃったんだ…。」

「つまりは運転する前にお酒を飲んでいたというわけですね?」
「自分では時間が多少たったから大丈夫だと思ったんだけど…。」


Mさんが明け方くらいに飲んだと言ったのですが実際にはどうやら8時とか9時くらいだったようです。
どれだけ飲んだかは私には言いませんでしたがビールと焼酎をかなり飲んだようで、警察は酒気帯びではなく飲酒扱いにて処理をしたと後で聞きました。
寝酒は眠りを浅くし充分に眠らず目覚めてしまうことも多くなると言います。また寝酒を継続していくと脳がアルコールに慣れてしまいたくさん飲まないと眠れなくなっていきます。
アルコールには脳を麻痺させる作用もあるので飲めば確かに眠くはなりますが。飲酒後の起きぬけですぐ運転では脳が反応できないのは当然でしょう。

事故の被害者2件については幸い対物の自動車保険で処理することができました。
対人と対物の保険に関しては、飲酒運転でも免責とはならず保険金は支払われます。
しかし大概の場合、そう言う事故をした契約者は翌年度の契約更改を見送るのが各保険会社のスタンスだと思って間違いないでしょう。


その後Mさんは検察庁に呼び出されかなりきつい処分を課されたと聞きました。
その上に運転免許は取り消し、当然タクシーの業務には復帰できず退職することになりました。
このことで経済的な基盤も失ってしまったわけですね。
家族がいないのがせめてもの救いとしか言いようがありません。

その後Mさんは車に乗らない生活になったせいか懲りずに酒におぼれ、糖尿病と心臓病を悪化させなくなってしまったと後日聞きました。



もう一人私の知人でHさんがいました。
Hさんは上場企業の部長クラスの方で普段はとても優しい紳士です。
しかしながらお酒が入るとちょっと言葉が乱暴になる酒乱タイプ。何事もなければいいがと危惧していた時に事故は起こりました。

スポーツも万能で実年齢より若く見られる理想の上司。
自分でもまんざらでないと思っていたHさんの心には多少の過信があったのかもしれません。
「自分は運転もうまいしお酒にも強い。あまり酔わないから運転しても事故さえしなければ大丈夫だ。」
それが大きな間違いであることをその後知ることになるわけです。

取引先の役員と会食した後車に乗ったHさんには結構な酒量が入っていました。
それでも大丈夫と運転代行も呼ばず自分で運転して帰った時、その車は運悪く検問に引っかかります。
検査の結果は酒気帯び運転。詳しい部分は分かりませんが起訴されて裁判になったそうです。
結果懲役3年、執行猶予2年の判決。でも温情があったものかもしれません。

その後も会社で働き、末席ながら役員にも名前を連ねたHさん。
心の隙間に付け込む誘惑にはまたしても勝てなかったようです。

役員になったことでストレスが増え、またお酒を口にするようになりました。
もともとお酒には飲まれないと本人は思っていても、まわりは疎ましく思っていて一人で飲むことが多くなったようです。

まだ執行猶予期間中にもかかわらず、飲みに行った帰りにHさんは車のハンドルを握って運転してしまいました。

そして歴史は繰り返し、そう言う時に限って検問にかかってしまいます。
当然現行犯逮捕されました。
こんどは酒気帯びではなく飲酒運転として…。

「事故を起こしたわけではないから問題ない。厳しい刑罰にはならないでくれれば…」と思う甘い考えは粉々に打ち砕かれました。

拘留中は厳しく取り調べられ、また会社にも連絡すらできません。家族にも自由に連絡はできません。6人が一緒の留置所で窃盗犯や薬物常習者と同質になりそこで初めて自分のやったことの重大さがどれだけの事かがわかったとのことです。
10日経ってもそこから出られず20日してようやく保釈。じりじりした日が続きました。

裁判になり結果は4年の実刑判決。
当然会社は退職せざるを得ませんでした。
どれだけ公開しても社会的地位や経済的基盤のすべてを失い、家族にも逃げられてしまいました。
一人ぼっち…Hさんはまさにそうなってしまったのです。


他にも調べたところによりますと、5年や6年にのみならず10年15年の実刑判決も判例ではあります。
どれも飲酒と交通事故絡みのものです。
事故がなくてもあっても飲酒運転における刑罰は年々厳しいものになっています。
それでもあなたはお酒を飲んで車を運転しますか?


事の重大さに気がついたなら、お酒と車は切り離して楽しむ事です。

「あたりまえ」にね。
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